2026/02/17

🟥メルシャン、チリ産ワイン自主回収 国内無認可の添加物使用

  キリンホールディングス傘下でワインなどを手掛けるメルシャンは、一部のワインに日本で使用が認められていない食品添加物が使用されていたとして、商品の自主回収を発表した。

 発表によると、自主回収するのは「フロンテラ スパークリング ロゼ 缶」など、いずれもフロンテラの名前が付く3つの商品である。

 自主回収の対象となるのは、2024年以降に発売された商品で、これまでの出荷量はおよそ62万本に上るが、現在、市場に流通しているのはおよそ4万本と見込んでいるということである。

 会社によると、日本では認められていない食品添加物のクエン酸銅が、南米チリでの製造の過程で、においの除去を目的に使用されていたことがわかったということである。

 現時点で健康被害の報告は確認されていないとしている。

 会社は「今後は再発防止に向け、一層の品質管理体制の強化に努めてまいります」とコメントしている。

 商品の回収はインターネットで24時間受け付けるほか、電話でも0120ー158ー275で、平日の午前9時から午後5時まで問い合わせに対応するとしている。

 2026年2月17日(火)

2026/02/16

🟥インフルエンザ感染者、1医療機関当たり40人超に 前週比1・44倍、警報レベル超え

 厚生労働省は16日、全国約3000の定点医療機関から2月2~8日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は計16万4744人で、1医療機関当たり43・34人だったと発表した。前週比1・44倍で5週連続の増加。警報レベルとされる1医療機関当たり30人を2週連続で上回った。

 今シーズンでこれまで最多だった昨年11月17~23日の1医療機関当たり51・12人、翌週の44・99人に次ぐ高水準となった。

 今季は当初、A香港型(AH3型)ウイルスの新たな変異株が拡大したが、昨年末以降、B型の検出割合が増加傾向にある。A型にかかった人が、B型に再び感染するケースもあり、B型が広がった影響で、感染拡大が続いているとみられる。 

 2026年2月16日(月)

🟥アメリカのブタの腎臓を患者に移植する治験、腎臓は最長で271日機能

 アメリカの病院などが進めている、ブタの腎臓を患者に移植する治験に携わる日本人医師が15日、東京都内で最新の経過を発表し、移植した腎臓は最も長い患者で270日余り機能したと報告した。

 これは15日、東京都千代田区で開かれたシンポジウムで、アメリカ・マサチューセッツ総合病院の河合達郎医師が発表した。

 シンポジウムで河合医師は、重い腎不全の患者にブタの腎臓を移植する手術をこれまで4人に行い、移植した腎臓は、最も長い患者で271日間機能して透析が必要ない状態だったと報告した。

 この患者はその後に腎臓のドナーが見付かり、移植を受けて回復したということである。

また、ほかの3人のうち、1人は別の病気で死亡し、残りの2人は今も移植したブタの腎臓が機能しているということで、河合医師らは今後も手術を行いアメリカでの承認を目指すとしている。

 動物の臓器などを治療のために移植する「異種移植」を巡っては、ドナーの不足を背景に、日本国内でもブタの腎臓を移植する治験の準備を進める動きが出ている。

 シンポジウムでは国立成育医療研究センターの神里彩子部長らが異種移植への理解について国内の3200人余りにアンケートした結果も報告され、全体の52・9%が異種移植を知らず、勧められた場合抵抗感があるとする回答も77%に上ったと紹介された。

 河合医師は、「日本ではドナーが圧倒的に足りず、移植を諦めている人が多い。我々の治験の結果も参考にしてもらい、国内での実施について議論してほしい」と話していた。

 2026年2月16日(月)

2026/02/15

🟥大病院から診療所への患者紹介、初診料に600円上乗せ 新報酬で役割分担促す

 地域の診療所が大病院から患者の紹介を受けると、初診料に600円を上乗せできる仕組みが6月に始まる。病状が安定した患者は地域の「かかりつけ医」が担当し、病院はより重い患者に専念する役割分担を促す。病院の待ち時間短縮や勤務医の負担軽減などにつなげる。

中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)が13日にまとめた2026年度の診療報酬改定の答申に盛った。診療所や病床数(入院用ベッド)が200床未満の中小病院が、大学病院などから紹介を受けた場合が対象になる。患者は600円のうち1〜3割分の窓口負担が増える。

 大病院と診療所の役割分担を巡っては、紹介状を持たずに大病院を受診した患者から窓口負担とは別に、特別料金をとれる仕組みがすでにある。かかりつけ医が患者の幅広い不調をまず診察し、必要に応じて大病院に紹介する仕組みを促してきた。

 新たな報酬制度によって、いったん大病院が診た患者でも、回復したり症状が落ち着いたりすれば、経過観察などは地域の診療所に引き継ぐ「逆紹介」の流れをつくる。

 逆紹介が少ない大病院は紹介状を持たずに受診した患者から取れる初診料などを減らす仕組みも強化する。

 2026年2月15日(日)

2026/02/14

🟥日本医科大武蔵小杉病院にサイバー攻撃、患者1万人分の個人情報流出 VPN装置を経由して侵入か

 日本医科大学武蔵小杉病院(川崎市中原区)は13日、ナースコールシステムのサーバー3台が身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」によるサイバー攻撃を受け、患者約1万人分の個人情報が流出したと発表した。病院は、侵入を受けたサーバーをネットワークから遮断し、通常通り外来診療や入院診療、救急受け入れを続けている。

 発表によると、流出したとみられるのは患者の氏名や住所、電話番号、生年月日、患者IDで、病名・病歴やクレジットカード情報は含まれていないという。今月9日午前1時50分頃、病棟のナースコール端末が鳴らなくなるなどの動作不良が起きたことを切っ掛けに、サイバー攻撃を受けたことが判明した。

 システム内に「ファイルを暗号化した。解除するシステムが欲しければ、1億ドル(約150億円)支払え」という内容の英文メッセージがあったという。病院は要求には応じず、神奈川県警に被害届を提出した。

 病院によると、医療機器保守用のVPN(仮想プライベートネットワーク)装置を経由してナースコールシステムのサーバーに侵入され、情報が盗まれたとみられる。病院は被害の詳しい範囲などを調査している。

 病院が13日に開いた記者会見で、谷合信彦院長は「患者、その家族の皆さまに心からおわび申し上げる」と謝罪。個人情報の流出が確認された入院患者には主治医が直接説明し、入院患者以外には文書で報告・謝罪をするという。

 問い合わせは同病院の専用ダイヤル(070・3084・1733、または070・3084・1646=いずれも月~金曜の午前8時半~午後5時、土曜は午後4時まで)へ。

 2026年2月14日(土)

🟥介護施設で10人がノロウイルスによる食中毒 男性1人死亡、富山市 

 富山市内の介護施設で利用者10人が下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち男性1人が死亡した。富山市はノロウイルスによる食中毒とみて、施設に厳重注意と指導を行った。

 富山市によると、12日、医療機関から「患者が下痢やおう吐の症状を訴えている」と連絡があった。

 保健所が調べたところ、市内の介護施設で13日までに70代から100歳代までの利用者10人が下痢やおう吐、発熱の症状を訴え、このうち男性1人が死亡した。

 検査の結果、患者や調理担当者の便からノロウイルスが検出されたということである。

 富山市は、この介護施設で今月5日と9日に昼食を調理した担当者の便からノロウイルスが検出されたことから、施設で提供された昼食による食中毒とみて、厳重注意と指導を行った。

 男性の死亡と食中毒の関係はわかっていないということだが、ほかの9人は快方に向かっているということである。

 2026年2月14日(土)

2026/02/13

🟥裸眼視力1・0未満、高校7割 小中も高水準、文科省調査

 文部科学省は13日、2025年度の学校保健統計調査結果を発表した。裸眼視力が1・0未満の割合は小学生36・07%、中学生59・35%、高校生71・51%に上った。高校生は新型コロナウイルス感染症の影響で調査時期が異なる2020~2023年度を除き過去最高となった。小中学生も高い水準が続いている。

 10年前と比べて小中高で5~7ポイントほど上昇し、近年視力低下が深刻となっている。文科省の担当者は「子供を取り巻く環境が変化し、スマートフォンや本を近い距離で使用する機会が増えたことなどが背景にあるとみている」と分析し、読書やスマホ使用などの際は30センチ以上離すといった対策を呼び掛けている。

 学年別にみると、裸眼視力1・0未満の割合は小1の24・09%から学年が上がるに連れて増え、小6は48・03%、中3は64・91%。高3では71・89%となった。0・3未満は小学生10・14%、中学生26・76%、高校生42・35%だった。

 2026年2月13日(金)

🟥メルシャン、チリ産ワイン自主回収 国内無認可の添加物使用

  キリンホールディングス傘下でワインなどを手掛けるメルシャンは、一部のワインに日本で使用が認められていない食品添加物が使用されていたとして、商品の自主回収を発表した。  発表によると、自主回収するのは「フロンテラ スパークリング ロゼ 缶」など、いずれもフロンテラの名前が付く...