2022/08/11

🇩🇪仮面うつ病

仮面うつ病とは、体の異常が前面に出ることで、気分が憂うつになったり、意欲が低下するなどの、本来のうつ病における精神症状が覆い隠されるうつ病のことです。従前にもみられましたが、身体的な症状の仮面をかぶったうつ病という意味で、近年広く用いられるようになりました。

食欲不振、著しい体重減少、疲れやすい、頭痛、下痢、便秘、腹痛、めまい、筋肉痛、手足の冷えなどの症状を訴えて、初めは内科を受診するものの、医師の側でもうつ病を見逃して胃潰瘍、片頭痛、更年期障害などの病名が付けられるケースも、少なくありません。

検査で明らかな異常は見当たらないのに、体の不調が長引く場合は、うつ病を疑う必要があります。精神科へ回れば、抗うつ薬による薬物療法が中心となりますが、本来のうつ病より治りやすいといえます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟥COP30、合意文書採択し閉幕 脱化石燃料の工程表は見送り

 ブラジル北部ベレンで開かれた国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は22日、温室効果ガス排出削減の加速を促す新たな対策などを盛り込んだ合意文書を採択し、閉幕した。争点となっていた「化石燃料からの脱却」の実現に向けたロードマップ(工程表)策定に関する直接的な記述...