2022/07/02

■新型コロナ自宅療養者が再び10万人超え 新規感染者が上昇傾向に転じる

 厚生労働省は1日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者が6月29日午前0時時点で、10万6266人だったと発表しました。6月22日時点の前週は9万7950人。新規感染者数が上昇傾向に転じ、自宅で療養する人も約8000人増えました。

 都道府県別で自宅療養者が最も多かったのは東京都で1万3694人。次いで大阪府9866人、沖縄県8867人でした。

 流行「第6波」での自宅療養者は1月12日に約1万9000人でしたが、感染力が強いオミクロン型の影響で、翌週には約10万3000人に急増。さらに2月中旬には約57万8000人まで膨らみました。

 その後は減少傾向にあるものの、4月中は30万人超で推移。10万人台にまで下がったのは6月に入ってからで、22日に9万人台に下がったものの、29日には再び10万人を超えました。

 自宅療養者とは別に、病院や宿泊施設といった療養先が決まっていない「療養先調整中」の人は、前週に比べ約2000人増の1万7675人でした。このうち、入院が必要なのに受け入れ先の医療機関が決まっていない人が136人いました。

 
 2022年7月2日(土)

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