2022/07/03

■2020年の1日当たりの入院患者、最少121万人 新型コロナで診療制限や受診控え

 厚生労働省は6月30日、2020年の1日当たりの入院患者は推計約121万人で、前回調査の2017年から約10万人減ったとの調査結果を公表しました。現在の調査方法となった1984年以降で最少でした。新型コロナウイルスの流行に伴う病院側の診療制限や患者側の受診控えの影響とみられるといいます。

 厚労省の担当者は、「新型コロナウイルス流行による受診控えのほか、緊急ではない手術が見合わされたことなどが影響したとみられる」と分析しています。


 この調査は3年に1回実施しています。今回は、2020年10月に約1万3000医療機関から得た回答を基に、全国の1日の入院・外来患者数を推計しました。


 入院患者約121万人のうち、新型コロナ患者は2900人でした。地域別に人口10万人当たりの入院患者数をみると、病床が多い高知県と鹿児島県が1800人超と目立って多く、神奈川県、東京都などの600人台と大きな開きがありました。


 在宅医療を受ける患者は2005年の約6万5000人から2017年の約18万人まで約2・8倍に増えましたが、2020年は約17万4000人に減少しました。コロナ下での診療縮小が一因とみられます。外来患者は全体で約714万人で、2017年から微減しました。


 2022年7月3日(日)


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