ホットフラッシュとは、女性の更年期障害の代表的な症状の一つで、のぼせ、ほてりのこと。突然、顔や体がカーッと熱くなり、ほおが赤くなったり胸がドキドキしたり、顔などに大量の汗をかくこともあります。
症状は気温、昼夜を問わず、何の前触れもなく、1日に何度も起こったり、数日に1回だったりと予測ができません。
自律神経のバランスが乱れて、血管を収縮させたり拡張させる働きがうまくいかなくなることで起こると考えられています。
このホットフラッシュは更年期の初期にみられることが多く、閉経女性の40~80パーセントに認められ、1~数年間続き、長期に渡る場合もあります。しかし、そのうち治療を要するものは25パーセントとされています。
医師による治療では、エストロゲンによるホルモン補充療法(HRT)により、自律神経性の更年期障害は約1カ月で症状の改善をみることができます。
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