北海道は1日、道内で新たに7638人が新型コロナウイルスに感染し、感染していた11人が死亡したと発表しました。1日当たりの新規感染者が7000人台となったのは8月20日(7590人)以来73日ぶり。先週の火曜日より2065人多く、12日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
新規感染者数は道立保健所管内が4003人、札幌市が2697人、旭川市が603人、函館市が113人、小樽市が222人。道立保健所管内と小樽市で過去最多を更新しました。道内の感染者数は延べ84万4539人となりました。
感染して亡くなったのは道発表の70~80歳代の4人、年代非公表の2人、札幌市の60~80歳代の5人の計11人。道内の死者は累計2745人となりました。
1日時点の入院患者数は前日から22人多い727人で、重症者は7人でした。1日時点の病床使用率は31・5%で1週間前から上昇しました。重症者向けの病床使用率は5・6%でした。確保病床数は1603床で、このうち90床が重症者向け。
新たなクラスター(感染者集団)は19件。このうち福祉施設は14件で、空知管内の障害者施設や札幌市の介護老人保健施設などで各5~21人が感染。医療機関は5件で、函館市内の3カ所、空知管内1カ所、オホーツク管内1カ所で各7~21人の感染が確認されました。
道の新型コロナ対策本部指揮室は増加の要因について、休み明けの月曜に医療機関を受診する人が多く、火曜は増える傾向にあるとした上で「人の移動の増加や、寒くなり室内の換気不足などが影響した可能性がある」と指摘しました。
2022年11月1日(火)
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