埼玉県内の新型コロナウイルスの新たな感染者の数は、1医療機関当たり5・29人で4週連続で減少しました。
埼玉県が11日発表した新型コロナの感染状況によりますと、10月2日から8日までの1週間に定点把握の対象となっている261の医療機関から報告のあった新たな感染者数は1365人でした。
1医療機関当たりでは5・29人で、前の週と比べて4・47人減少しました。減少したのは4週連続となります。
感染者はすべての世代で減少していますが、10歳代が261人と最も多く、次いで10歳未満が245人となっています。
埼玉県は、感染者は減少傾向にあるものの高齢者や基礎疾患がある人にとっては重症化リスクが高いとして、体調が悪い時は外出を控えることや場面に応じてマスクをするなど引き続き感染対策をとるよう呼び掛けています。
一方、千葉県は11日、県内199の定点医療機関から10月2日から8日までの1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数が1医療機関当たり6・24人で、前週の0・58倍(4・37人減)になったと発表しました。減少は5週連続で、16保健所すべてで平均報告数が前週を下回りました。インフルエンザは21・08人で、1・07倍に微増しました。
県の週報によると、新型コロナは16保健所別で長生が最多の12・29人。次いで君津が9・77人、夷隅(いすみ)が8・20人、市原が8・18人、松戸が7・89人でした。
年代別の総数は、10歳代が最も多く242人。10歳未満が159人、40歳代が158人、50歳代が154人、30歳代が137人と続きました。
インフルは保健所別で、海匝(かいそう)が最多の44・5人、習志野が34・0人、松戸が29・5人でした。
2023年10月11日(水)
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