北海道当別町で自称「赤ちゃんポスト」を運営する施設で今月、出産直後の母親から新生児の預け入れ要請があり、女児を一時受け入れたことが13日、わかりました。施設によると、女児は児童相談所が保護し、その日のうちに医療機関に搬送されました。現時点で健康上の問題はないとしています。
運営者の坂本志麻さん(49)によると、今月上旬、母親からLINE(ライン)で連絡があり対面。母親が独りで出産後「1日未満」で、母子を救急搬送しようとしたものの母親は断りました。複雑な事情を抱え、自分で育てられないと考えていたといい、施設側で児相などと連絡を取り、預かった女児を搬送しました。
施設は2022年5月に開設。2023年2~3月、女児2人を受け入れたものの、先天性の病気を患う1人が必要な医療ケアを受けられず入院し、回復後、坂本さんに親権がないため引き取れない問題が一時生じました。
2024年1月13日(土)
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