2024/04/14

🟧2023年大気汚染度、日本は世界96位 清浄さではアジア首位に浮上

 スイスの空気清浄器メーカー「IQエアー」がこのほど発表した2023年世界大気汚染度ランキングで、日本は汚染濃度の高さが96位でした。世界保健機関(WHO)の安全基準値を超え、前年から順位が1つ上がり、汚染は悪化しました。ただ、日本は大気の清浄さを示す汚染濃度の低さで世界39位、アジアでは前年の2位から首位に浮上しました。

 ランキングは134の国・地域が対象で、大気汚染の主な原因となる微小粒子状物質「PM2・5」の濃度を調査しました。日本は大気1立方メートル当たりの年間平均濃度が9・6マイクログラム。WHOの基準値は5マイクログラム以下で、基準を満たしたのは10カ国・地域にとどまりました。

 汚染濃度が最も高い首位はバングラデシュの79・9マイクログラム。2位はパキスタンの73・7マイクログラム、3位はインドの54・4マイクログラムと上位3位を南西アジア勢が占めました。

 2024年4月14日(日)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟥COP30、合意文書採択し閉幕 脱化石燃料の工程表は見送り

 ブラジル北部ベレンで開かれた国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は22日、温室効果ガス排出削減の加速を促す新たな対策などを盛り込んだ合意文書を採択し、閉幕した。争点となっていた「化石燃料からの脱却」の実現に向けたロードマップ(工程表)策定に関する直接的な記述...