新型コロナウイルスの全国の感染状況は、7月13日までの1週間に1つの医療機関当たりの平均の患者数が2・40人と、今年4月以来、2人を上回りました。厚生労働省はこれから夏場のピークを迎える可能性があるとして、冷房を使う際も定期的に換気を行うよう呼び掛けています。
厚労省によりますと、7月13日までの1週間に全国約3000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1648人増えて、9263人となりました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は2・40人で前の週の1・22倍となり、4週連続で前の週から増加しました。
平均の患者数が2人を上回るのは、今年4月以来となります。
都道府県別では多い順に、沖縄県が18・04人、熊本県が3・81人、鹿児島県が3・75人、千葉県が3・65人、埼玉県が3・49人などとなっていて、40の都道府県で前の週より増加しています。
一方、北海道が0・64人と最も少なく、次いで香川県が0・88人、山形県が0・97人などとなっています。
7月13日までの1週間に、全国約500の定点医療機関から報告された新たに入院した患者の数は707人で、前の週と比べて85人増加しています。
厚労省は感染者について、「徐々に増加し、夏場のピークを迎える可能性がある。冷房を使う際も定期的に換気を行い、手洗いやうがいなどの基本的な感染症対策を徹底してほしい」としています。
2025年7月20日(日)
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