2022/12/08

🟧全国で新たに13万3065人が新型コロナに感染 死亡243人、重症363人

 厚生労働省は8日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに13万3065人確認されたと発表しました。前週の木曜日から約1万4800人増え、3日連続で前週の同じ曜日を上回っています。

 また、国内で感染して亡くなった人は、北海道で34人、東京都で20人、神奈川県で16人、愛知県で15人、埼玉県で13人、長野県で12人、宮城県で11人、兵庫県で10人、千葉県で9人、大阪府で9人、三重県で7人、岡山県で6人、秋田県で6人、奈良県で5人、愛媛県で5人、茨城県で5人、山梨県で4人、岐阜県で4人、岩手県で4人、広島県で4人、熊本県で4人、青森県で4人、和歌山県で3人、福岡県で3人、福島県で3人、群馬県で3人、香川県で3人、京都府で2人、大分県で2人、山口県で2人、島根県で2人、栃木県で2人、石川県で2人、長崎県で2人、静岡県で2人、高知県で2人、山形県で1人、滋賀県で1人、鹿児島県で1人の合わせて243人、累計で5万1062人となっています。

 主な都道府県別の新規感染者数は、北海道6641人、埼玉県7282人、千葉県5931人、東京都1万4104人、神奈川県8413人、愛知県8034人、大阪府6950人、兵庫県4811人、福岡県5165人など。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、8日時点で363人となっています。重症者の数は、7日と比べて17人増えました。

 一方、厚生労働省は8日、大阪府内で新たに6950人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は233万5117人となりました。

 また、9人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6802人となっています。重症者は40人と、7日より4人多くなっています。

 2022年12月8日(木)

🟧中国50都市以上で、公共の場所でのPCR陰性証明が不要に

 中国ではここ数日、全国各地で新型コロナウイルス感染症対策の規制緩和が進められています。統計を整理したところ、少なくとも50の都市では老人ホームや病院などの特殊な場所を除き、公共の場所におけるPCR検査の陰性証明の提示が不要になりました。

 北京市では6日から、スーパーマーケットやオフィスビル、その他の公共の場所に入る際にPCR検査の陰性証明の確認を受けることが不要になり、ロケーションQRコードをスキャンするだけで入場できるようになりました。また、コミュニティー(村)に入る際も陰性証明の確認はせず、住人はロケーションQRコードのスキャンも必要なくなりました。

 6日からは北京大興国際空港ターミナルと首都空港ターミナルに入る際のPCR検査の陰性証明の確認が行われなくなり、ロケーションQRコードをスキャンして、体温が正常であれば入場できるようになりました。

 さらに5日からは、バスや地下鉄運行会社が健康情報をチェックする際に、48時間のPCR検査陰性証明を持たない人の乗車を拒否できないことになりました。

 上海市では6日午前0時から、養老施設、児童福祉施設、医療機関、保育施設、学校、カラオケルームや将棋室、ネットカフェなど密閉度が高い娯楽施設、酒類を提供する場合を含む飲食店といった特別な予防対策が求められる場所を除き、その他の公共の場所ではPCR検査の陰性証明の確認が行われなくなりました。

 2022年12月8日(木)

🟧韓国、室内マスク着用義務を来年1月末にも解除へ 病院・公共交通は除外

 韓国では早ければ来年1月末にも、室内マスク着用義務が解除されるものとみられます。病院・療養施設・公共交通など一部感染の危険の高い施設におけるマスク着用義務は残し、その他すべての室内でのマスク着用義務を「勧告」に転換する可能性が高くなっています。

 7日、白敬蘭(ペク・ギョンラン)疾病管理庁長は早ければ来年1月に室内マスク着用義務を調整すると明らかにしました。白庁長はこの日の記者会見で、「マスク着用防疫指針順守行政命令と過怠金条項を調整し、徐々にマスク着用を勧告と自律的着用に履行していく方針を検討している」とし、「履行時期は今後(流行状況など)基準が満たされれば、早ければ来年1月から遅くとも3月の間がよいとみている」と述べました。「大部分の室内でマスク着用義務措置が勧告に転換されても、高危険群を保護するための必須施設などは依然として義務として残る可能性がある」と付け加えました。

 また、防疫当局関係者は、「室内マスク着用義務を緩和しても病院・療養施設・公共交通など3密高危険施設ではマスクを使うことになる可能性が高い」と伝えました。

 鄭ギ碩(チョン・ギソク)国家感染病気危機対応諮問委員長〔新型コロナウイルス(新型肺炎)特別対応団長〕は前日のラジオ放送で、「指標を見れば1月末も(解除が)不可能ではないと思う」としながら、「自然免疫と人工免疫が合わさればほとんどの人が免疫を持つようになる時が1月末になれば来そうだ」と話しました。 

 中央災難(災害)安全対策本部(中央対策本部)は今月末までに、室内マスク義務最終調整方案を用意する予定です。李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官はこの日中央対策本部会議で、「9日に中央対策本部でマスク着用義務化に対する調整方向を議論する予定」としながら、「15日の公開討論会と専門家諮問会議などを経て今月末までには最終調整方案を用意したい」と話しました。

 2022年12月8日(木)

2022/12/07

🟧中国のゼロコロナ政策、さらに緩和 自宅隔離認め、全市民PCR検査も廃止

 中国政府は7日、新型コロナウイルスの感染を徹底的に抑制する「ゼロコロナ」政策の大幅な緩和となる通知を発表しました。軽症者の自宅隔離を認めるほか、公共施設の出入りの際の陰性証明の提示は一部を除いて求めず、感染者が出た地域の全市民を対象とするPCR検査も行わないと明示しました。2年以上続いた市民生活や企業活動の制約が、大きく緩和されることになります。

 これまではすべての感染者が原則として政府指定の施設や医療機関で隔離されていましたが、今後は無症状者や軽症者の自宅隔離を認めます。陰性証明の提示については、高齢者施設や医療機関、幼稚園や小中学校など一部の施設に出入りする時を除いて不要とし、省をまたぐ移動の際の行動履歴の確認も撤廃します。

 感染者が発生するなどして「高リスク」と判断された地域以外では、人の移動の制限や生産活動の停止を行ってはならないとし、人口が1000万を超える都市などでも実施されてきた全市民へのPCR検査も今後行いません。

 感染者が発生するなどして「高リスク」と判断された地域への対応では、団地や地域全体を「高リスク」とすることを禁止します。臨時的な封鎖措置は取らないとしました。建物や出入り口、階層、住戸など細かな指定に改めます。

 一方、入国者に求めている計8日間の隔離や健康観察の変更については、言及されませんでした。

 2022年12月7日(水)

🟧年末年始に新型コロナ無料検査場 全国の駅や空港に設置

 後藤茂之経済再生担当相は6日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの無料の臨時検査拠点を12月24日~1月12日の年末年始期間に全国の駅や空港などに設置すると発表しました。具体的な場所は今後公表します。

 夏休み期間中にも、8月5〜18日に全国の主要駅や空港など計117カ所に臨時検査場を設置していました。後藤氏は、帰省前などに活用してほしいと説明。「特にオミクロン型対応のワクチンを接種していない方は積極的に受けてほしい」と呼び掛けました。

 2022年12月7日(水)

🟧東京都で新たに1万4946人、新型コロナに感染 2日連続で1週間前を上回る

 東京都は7日、新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに1万4946人確認したと発表しました。11月30日の水曜日から547人増え、2日連続で1週間前を上回りました。

 直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1万1883・7人で、前週比は107・6%となっています。

 新規感染者の年代別は30歳代が2552で最多。65歳以上の高齢者は1366人でした。

 入院しているのは3301人で、このうち人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、6日より2人減り19人でした。

 重症者用の病床使用率は6日から0・5ポイント下がって22・2%、全体の病床使用率は0・4ポイント上がって44・0%でした。

 一方、感染が確認された10人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者360万8505人、死者6307人となりました。

 2022年12月7日(水)

🟧新型コロナ、全国で14万9383人感染 前週水曜から1万898人増

 厚生労働省は7日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに14万9383人確認されたと発表しました。前週の水曜日と比べて1万898人増えて、2日連続で前週の同じ曜日を上回っています。

 また、国内で感染して亡くなった人は北海道で53人、大阪府で10人、愛知県で10人、東京都で10人、埼玉県で9人、福岡県で8人、群馬県で8人、兵庫県で7人、青森県で6人、新潟県で5人、福島県で5人、三重県で4人、大分県で4人、栃木県で4人、石川県で4人、茨城県で4人、香川県で4人、京都府で3人、佐賀県で3人、奈良県で3人、山口県で3人、山形県で3人、岡山県で3人、岩手県で3人、徳島県で3人、滋賀県で3人、神奈川県で3人、秋田県で3人、高知県で3人、千葉県で2人、宮城県で2人、山梨県で2人、岐阜県で2人、熊本県で2人、静岡県で2人、和歌山県で1人、富山県で1人、島根県で1人、広島県で1人、福井県で1人、長崎県で1人、鳥取県で1人、鹿児島県で1人の合わせて211人、累計で5万819人となっています。

 主な都道府県別の新規感染者数は、東京都1万4946人、愛知県9478人、神奈川県8939人、埼玉県8608人、大阪府7815人、北海道7764人、千葉県6678人、福岡県5621人、兵庫県5491人など。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、7日時点で346人となっています。重症者の数は、6日と比べて15人減りました。

 一方、厚生労働省は7日、大阪府内で新たに7815人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は232万8167人となりました。

 また、10人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6793人となっています。重症者は36人と、6日より3人多くなっています。

 2022年12月7日(水)

🟩入国前の結核検査を義務化、フィリピンとネパール対象

 留学や就労目的で日本に3カ月を超えて滞在する予定の外国人に、入国前の結核検査と、発症していないことの証明書の提出を義務付ける「入国前結核スクリーニング」が23日、フィリピンとネパールを対象に始まりました。在留中に結核と診断される人の割合が増加傾向にあり、対策が急務となっていま...