韓国では早ければ来年1月末にも、室内マスク着用義務が解除されるものとみられます。病院・療養施設・公共交通など一部感染の危険の高い施設におけるマスク着用義務は残し、その他すべての室内でのマスク着用義務を「勧告」に転換する可能性が高くなっています。
7日、白敬蘭(ペク・ギョンラン)疾病管理庁長は早ければ来年1月に室内マスク着用義務を調整すると明らかにしました。白庁長はこの日の記者会見で、「マスク着用防疫指針順守行政命令と過怠金条項を調整し、徐々にマスク着用を勧告と自律的着用に履行していく方針を検討している」とし、「履行時期は今後(流行状況など)基準が満たされれば、早ければ来年1月から遅くとも3月の間がよいとみている」と述べました。「大部分の室内でマスク着用義務措置が勧告に転換されても、高危険群を保護するための必須施設などは依然として義務として残る可能性がある」と付け加えました。
また、防疫当局関係者は、「室内マスク着用義務を緩和しても病院・療養施設・公共交通など3密高危険施設ではマスクを使うことになる可能性が高い」と伝えました。
鄭ギ碩(チョン・ギソク)国家感染病気危機対応諮問委員長〔新型コロナウイルス(新型肺炎)特別対応団長〕は前日のラジオ放送で、「指標を見れば1月末も(解除が)不可能ではないと思う」としながら、「自然免疫と人工免疫が合わさればほとんどの人が免疫を持つようになる時が1月末になれば来そうだ」と話しました。
中央災難(災害)安全対策本部(中央対策本部)は今月末までに、室内マスク義務最終調整方案を用意する予定です。李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官はこの日中央対策本部会議で、「9日に中央対策本部でマスク着用義務化に対する調整方向を議論する予定」としながら、「15日の公開討論会と専門家諮問会議などを経て今月末までには最終調整方案を用意したい」と話しました。
2022年12月8日(木)
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