江崎グリコは16日、運動時よりも多い安静時のエネルギー消費量の向上と、体脂肪を減らす機能を備えた機能性表示食品「BifiX(ビフィックス)ヨーグルトα(アルファ)」を、27日から順次発売すると発表した。両方の機能を併せ持つ機能性表示食品のヨーグルトは日本初となる。
同社が発見したビフィズス菌「BifiX」と食物繊維「イヌリン」を配合。2つの成分を同時に摂取することで脂肪燃焼を促す効果などがある短鎖脂肪酸を腸内で生み出す。27日に一部商品を公式通販サイトで、3月2日にシリーズ全5品を全国のスーパーやコンビニエンスストアなどで売り出す。
同社担当者によると、人間が1日に消費するエネルギー量の6割は座っている時など安静時が占め、運動や歩行などによる消費の約2倍。安静時のエネルギー消費には基礎代謝も含まれる。年齢とともにこのエネルギー消費が減り、さまざまな疾病の引き金となる肥満の要因となることから「無理なく太りにくい体づくりのニーズ」に着目したヨーグルトを開発した。
市場調査会社のインテージの調べによると2024年度のヨーグルト市場は約4786億円。近年は横ばい傾向が続くが、機能性を特徴とする商品が市場を牽引(けんいん)している。市場で最もシェアが高いのは「免疫ケア」で、競争が激しい。
江崎グリコの開発担当者は、商品群が比較的薄い「体脂肪対策」にアプローチすることで「機能性ヨーグルトの市場を活性化したい」と話す。
「BifiXヨーグルトα」の希望小売価格は100グラム入り個食タイプと同量の飲料タイプとも173円前後。飲料タイプ12本入りの箱売り(2074円前後)も用意する。
既存商品の「BifiXヨーグルトほんのり甘い脂肪ゼロ」(140グラム入り)など2品は3月の新商品投入に合わせて販売を終了する。
2026年1月19日(月)