19日、国の専門家部会で製造販売が了承された、iPS細胞を使った治療のための2つの再生医療製品について、厚生労働省は、3月上旬にも製造販売を正式に承認する見込みだと発表した。企業の製造体制や医療機関の準備が整えば、早ければ今年の夏ごろにも保険適用による治療が受けられる可能性があるということである。
19日開かれた厚労省の専門家部会で、いずれもiPS細胞から作られた、大阪大学発のベンチャー企業「クオリプス」が開発し、虚血性心筋症という重い心臓病の治療に使われる心筋細胞シート「リハート(商品名)」と、「住友ファーマ」が申請した手足の震えなどの症状が出るパーキンソン病の患者の脳に移植する神経細胞「アムシェプリ(商品名)」の2つの製品について、いずれも製造販売が了承された。
7年以内にすべての患者を対象に調査を行って、さらなる有効性や安全性を検証することなどが条件とされている。
この2つの製品について、厚生労働省は、早ければ3月上旬にも、製造販売を正式に承認する見込みだと発表した。
企業の製造体制や医療機関の準備が整えば、早ければ、今年の夏ごろにも保険適用による治療が受けられる可能性があるということである。
20日の閣議後会見で上野賢一郎厚労相は、「患者の期待も大きいと思うのでできるだけ早く患者の手元に届くことを期待したい」と話していた。
2026年2月20日(金)