厚生労働省は19日、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書を一部コンビニエンスストアで取得できるようにすると発表しました。26日に北海道などで始め、8月17日から全国に広げます。
取得できる時間帯は毎日6時30分~23時。店舗に設置されているマルチコピー機の「行政サービス」ボタンから発行できます。マイナンバーカードと発行料金120円が必要。印刷不良の場合を除き、発行後の返金はできません。
当初は北海道地盤のセイコーマート、ハセガワストア、タイエー、道南ラルズが対応します。8月17日にセブン-イレブンでも発行を始めます。他のコンビニ大手の対応は未定といいます。
紙の接種証明書は自治体窓口か郵送手続きでしか発行できませんでした。窓口の受付時間が平日に限られていたり、郵送の手間がかかったりすることが利用者の負担になっていました。
電子交付の接種証明書はスマートフォンのアプリ上で発行できます。コンビニで取得できるようにし、スマートフォンを持っていない高齢者らの利便性を高めます。
申請先の市区町村と申請を行うコンビニの両方がコンビニ交付サービスに対応している必要があります。また、海外用の接種証明書を取得するには、7月21日以降に自治体窓口もしくはアプリで海外用の接種証明書を取得している必要があります。
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