東京都は9日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の9716人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の土曜日の約2・7倍で、6100人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは22日連続で、9000人を上回るのは3月30日以来。都内では4日前から、前の週の同じ曜日と比べて2倍を超える増加が続いていて、感染が急激に拡大しています。9日までの7日間平均は6746・4人で、前の週の229.・0%でした。
9716人の年代内訳をみると、20歳代の2129人が最多で、30歳代が1740人、40歳代が1535人、10歳代が1124人、50歳代が1108人、10歳未満が1062人でした。65歳以上は738人でした。
ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが6139人、未接種は1967人でした。
病床使用率は33・9%。都が30~40%で緊急事態宣言の要請を判断する指標としている重症者用病床使用率は5・7%でした。
一方、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っているとする都基準の重症の患者は、8日より3人増えて10人でした。
また、死亡が確認された人の発表はありませんでした。
東京都の累計の感染者数は165万3218人となり、累計の死者数は4586人のままでした。
2022年7月9日(土)
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