2022/07/30

🇹🇭胃がん

早期に発見できれば、ほとんど治る疾患

日本人に多く見られる胃がんは、早期発見でほとんど治すことができるようになってきました。

検査法・治療法が飛躍的に向上したことにより、定期的に検診を受け適切な処置をすれば、過度に怖れる病気ではありません。

とはいうものの、食べ物や嗜好品、ストレスなど、毎日の生活と密接な関係があり、食生活の見直しを中心にした胃をいたわる心掛けが大切です。

■一番の原因は食生活■

胃の粘膜は粘液などで保護されていますが、刺激の強い食べ物を取りすぎると炎症を起こし、胃がんのきっかけを作ってしまうことがあります。

塩分の取りすぎは禁物で、塩分摂取の多い地域で胃がんが多いことがわかっています。

肉や魚の焦げ、喫煙、過度の飲酒などは、よくありません。特に、タバコの発がん物質は唾液に溶けて胃に入るので、胃がんの原因にもなるので注意が必要です。

夜食、早食い、食べすぎといった不規則な食習慣やストレスも、胃に負担をかけます。

■初期には特別な自覚症状はない■

胃が重たい感じ、食欲不振といった症状が長く続くようなら、医療機関で検査を受けてください。吐き気、嘔吐、下痢、便秘、タール状になった黒い便などの症状がある場合も、同様です。

素人の判断で、かえって胃がんを進行させてしまう場合もあります。早期発見のため、おかしいと思ったらすぐに検査を受けましょう。定期的な検査も大切です。

胃がんの検査と診断と治療

■主な検査■

x線検査

バリウム(造影剤)と発泡剤を飲んで、胃のひだの状態や変形の有無などを調べます。

検査後は、バリウムを早く出すために水分を多く取るようにします。水分を補給しないと腸内でバリウムが固まり、出にくくなってしまいます。便秘がちな人は、検査後に渡される下剤を飲んでおくとよいでしょう。

内視鏡検査 

胃に細いファイバースコープを挿入し、患部を直接観察する方法です。x線検査などで異常が見付かった場合に行います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...