北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、30日午後6時までの24時間に新型コロナウイルスの感染者とみられる新たな発熱者は確認されなかったと報じました。
新たな発熱者がゼロだったと報じるのは前日に続いて2日連続。同通信は前日、新型コロナの発生を公表した5月12日以降初めて新たな発熱者がいなかったと伝えていました。
同通信は、4月末からの発熱者の累計が477万2813人で、このうち約477万2563人が完治し、176人が治療を受けていると伝えました。
新たな死者や死者の累計、致死率などは前日に続いて、明らかにしませんでした。最後に公開した7月5日の統計では死者の累計は74人、致死率は0・002%となっています。
ただ、北朝鮮には十分なPCR検査態勢が整っていないため実際の感染状況は不明で、死亡率も他国に比べて極めて低く、統計の信ぴょう性を疑う指摘もあります。
同通信は「完全な安定状態が維持されている。完全終息のための段階的目標が前倒しで達成された」と評価。「悪性伝染病(新型コロナ)と普通の風邪を見分けるための技術的対策が講じられている」として、新型コロナ検査の正確性を高めるための研究も進められていると強調しました。
2022年7月31日(日)
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