2022/07/09

☕ロドプシン

網膜の視細胞に存在し、暗い所でものを見る時に働く色素体

ロドプシンとは、暗い所でものを見る時に働く色素体で、網膜の視細胞に存在します。何も見えない暗い部屋でも、しばらくするとロドプシンが働き、やがて見えるようになります。また、水晶体を通じて網膜上に投影された映像を、電気信号に変換して脳に伝える働きも、ロドプシンは担っています。

光の刺激によって、次々に分解と合成というサイクルを繰り返しているため、パソコンのモニターを長時間見るなどして目が疲れてくると、ロドプシンの再合成が分解に追いつかず、必要量を維持できなくなってしまいます。その結果、ものが見えにくくなったり、疲れ目になります。

また、ロドプシンは加齢によっても減少し、目が疲れたり、見えにくくなるといった症状を引き起こすことになります。

ロドプシンの再合成を助け、目の症状を改善する物質として、ブルーベリーに多く含まれるアントシアニンが知られています。腸から吸収されたアントシアニンは、血液中ではアントシアニン配糖体(VMA)として存在して視覚機能を高め、眼精疲労や白内障の抑制などにも効果を発揮します。

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟪大阪・関西万博来場者、はしか感染を確認 神奈川県の10歳代、注意喚起

 大阪府は5日、6月21日に大阪・関西万博の会場(大阪市此花区)を訪れた神奈川県在住の10歳代男性がはしか(麻疹)に感染したと発表しました。男性はシャトルバスを利用して複数のパビリオンを回っており、府などは不特定多数と接触した可能性があるとして注意を呼び掛けています。府によると...