2022/08/30

🟩ファイザー製ワクチン、5~11歳の3回目接種での使用を承認 厚労省

 アメリカの製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は5歳から11歳までの子供の3回目接種で使用することを正式に承認しました。5歳から11歳までの3回目接種のワクチンが承認されるのは、国内では初めてです。

 5歳から11歳の子供のワクチン接種は、今年2月からファイザー製のワクチンを使って1回目と2回目が行われています。

 厚労省は、29日夜に開いた専門家の部会で、5歳から11歳までの3回目の接種でファイザー製のワクチンを使用することを了承し、30日正式に承認しました。

 ファイザーによりますと、海外で2回目の接種から約6カ月たった5歳から11歳の子供に3回目の接種を行ったところ、ウイルスの働きを抑える中和抗体の値が約6倍に増えたということです。

 厚労省は3回目の接種について、大人と同様に2回目を打って以降少なくとも5カ月以上間隔を開けることとする方針で、接種を開始する時期などについて今後、議論を行う予定です。

 5歳から11歳の子供のワクチン接種を巡っては、オミクロン型への効果や安全性に関するデータが集まってきたとして、接種を受けるよう保護者が努めなければならない「努力義務」とするための政令が9月にも閣議決定される見通しです。

 2022年8月30日(火)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟥インフルエンザ感染者、3週ぶりに減少 1医療機関当たり1・98人

 厚生労働省は28日、全国約5000カ所の定点医療機関から3月17〜23日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、1医療機関当たり1・98人(前週2・23人)だったと発表しました。3週ぶりの減少となりました。  都道府県別で最も多かったのは新潟県で、5・02人(同5・8...