東京都は9日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の2万9115人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の火曜日より1727人減り、4日続けて前の週の同じ曜日を下回りました。9日までの7日間平均は3万904人で、前の週(3万2009人)の96・5%となり、3日連続で100%を下回りました。
新規感染者を年代別にみると、20歳代が5280人と最も多く、30歳代が5086人、40歳代が5051人と続きました。65歳以上の高齢者は2925人でした。
ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1万8842人、未接種は4957人でした。
9日時点の重症者用の病床使用率は前の日から0・4ポイント下がって33・6%、全体の病床使用率は8日と同じ58・3%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、8日より1人増えて40人でした。
一方、都は、感染が確認された20歳代と50歳代から100歳以上までの男女合わせて20人が死亡したことを発表しました。
東京都の累計の感染者数は243万5861人となり、累計の死者数は4787人になりました。
東京都の担当者は、「感染者数は極めて高い水準で推移していることに変わりはない」との認識を示しました。
東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県は9日午後、夏休み期間中の感染拡大を防ぐため共同メッセージを出しました。
混雑する場所や時間帯をできるだけ避けることや高齢者と会う時は正しくマスクを着用すること、重症化リスクや症状に応じて検査・診療を受けることなどを改めて訴えました。
東京都は現在、6つの主要な駅などに無料の検査場を臨時で設置しており、旅行や帰省の前後に活用してほしいと呼び掛けています。
2022年8月9日(火)
0 件のコメント:
コメントを投稿