2022/09/16

🟧100歳以上、初めて9万人超える 女性が88%、最高齢は115歳

 「敬老の日」(今年は19日)を前に、厚生労働省は16日、全国の100歳以上の高齢者が過去最多の9万526人になったと発表しました。9万人を超えるのは初めてで、昨年から4016人増え52年連続増。全体のうち女性が8万161人と88・6%を占めました。男性は1万365人。最高齢は115歳でした。

 厚労省の担当者は、「医療や介護が充実していることなどが増加の要因だ」とした上で「増加数の伸び率は落ち着きつつある」と説明しました。

 老人福祉法で「老人の日」と定めた15日時点で100歳以上の高齢者の数を、1日時点の住民基本台帳を基に集計しました。昨年からの増加数は男性が305人、女性は3711人。

 2022年度中に新たに100歳となる見込みの高齢者は、9月1日時点で海外在住者や永住外国人を含めて4万5141人。前年度から1508人増えて過去最多となりました。政府は対象者に、自治体や大使館を通じてお祝い状と銀杯を贈ります。

 女性の最高齢は大阪府柏原市の巽(たつみ)フサさんで、1907年(明治40年)4月25日生まれの115歳。男性は広島県神石高原町の中村茂さんで、1911年(明治44年)1月11日生まれの111歳。

 人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は72・13人。都道府県別では島根県が10年連続最多で142・41人、次いで高知県136・84人、鳥取県132・60人の順でした。一方、最少は埼玉県43・62人で、愛知県44・78人と千葉県50・98人が続きました。100歳以上が占める割合は、高齢化が進む地方部で高くなり、働く世代や子供が多い都市部で低くなる傾向があります。

 100歳以上の高齢者は調査を始めた1963年が153人で、1981年に1000人を突破。医療の進歩や健康意識の高まりで長寿化が進み、1998年に1万人を突破し、2012年には5万人を超えました。増加傾向は続くとみられます。

 厚労省によると、2021年の日本人の平均寿命は女性が87・57歳、男性が81・47歳となり、男女とも10年ぶりに前年を下回りました。新型コロナウイルス流行の影響とみられます。

 2022年9月16日(金)

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