新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は、14日の時点では58万人余りだったことが厚生労働省のまとめでわかりました。
ただ、感染した人の詳しい報告の対象を限定する運用が始まっている6つの県については、詳細な把握が困難だとして今回の集計には含まれておらず、厚生労働省は今後、必要な情報が得られるようにするための対策を進めることにしています。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養している人は、9月14日の時点で58万1982人でした。100万人を超えていた先週から45%減りました。減少は3週連続となります。
都道府県別では、大阪府が最も多く5万7728人、奈良県が5万1252人、愛知県が4万4131人などとなっています。
また、入院が必要と判断された人のうち、受け入れ先を調整中だった人は345人でした。
ただ、感染した人についての医療機関からの詳しい報告の対象を高齢者などに限定し、対象とならない人は年代と総数のみを報告する運用を行っている宮城、茨城、三重、鳥取、佐賀、長崎の6県については、自宅で療養している人などの詳細な人数の把握は困難だとして、集計には含まれていません。
感染者の詳しい報告の対象を限定する運用は、9月26日から全国一律で始まることになっており、厚労省は今後、必要な情報が得られるようにするための対策を進めることにしています。
2022年9月16日(金)
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