東アフリカのウガンダ保健省は25日、20日に流行宣言をしたエボラ出血熱を巡り、感染による死者が疑い例を含めて計21人に上ったと発表しました。今回の流行は有効なワクチンが確立していないウイルス株によるもので、被害拡大への懸念が高まっています。
エボラ出血熱の最近の流行では、コンゴ(旧ザイール)東部で2018年8月から2020年6月にかけて2200人以上が死亡した事例があります。
ロイター通信によると、今回のウガンダでの流行は2012年に広がった「スーダン株」と同じ系統のウイルス。この株に対しては既存のワクチンが十分に有効かどうかの検証がされていません。
2022年9月26日(月)
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