アメリカのファイザー製の新型コロナウイルスワクチンによる4回目接種後、37・5度以上の発熱が4人に1人の割合でみられたとの中間報告を、順天堂大などの研究チームがまとめました。主な副反応の頻度は3回目接種後より低い傾向にあるといいます。
7日に開かれた厚生労働省の専門家部会で報告されました。4回目接種を受けた医療従事者ら1490人のうち、接種から1週間以内に37・5度以上の発熱があった人の割合は26%、38度以上は14%でした。3回目接種後の中間報告では37・5度以上が40%、38度以上が21%で、4回目接種のほうが低い傾向にありました。
研究チームは、アメリカのモデルナ製での4回目接種後も調査しており、690人のうち37・5度以上の発熱があったのは39%、38度以上は22%でした。いずれも、ファイザー製と同様、3回目接種後の中間報告より低い傾向がみられました。
2022年10月9日(日)
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