新型コロナウイルスのオミクロン型変異ウイルスに対応したワクチンの接種を受けた人の数は、国内で2148万人余り、割合は17・1%となりました。
オミクロン型に対応したワクチンの接種は、従来型のワクチンで2回目までを終えた12歳以上の人を対象に9月から始まり、厚生労働省は年内に希望する人への接種を行うとしています。
厚労省が28日に公表した最新の状況によりますと、これまでに国内でオミクロン型に対応したワクチンの接種を受けた人は2148万610人で、全人口に対する接種率は17・1%となりました。このうち、65歳以上の高齢者は846万862人で接種率は23・5%でした。
従来型のワクチンやオミクロン型対応ワクチンで、これまでに接種を受けた人は、1回目では1億438万2705人(全人口の81・4%)、2回目では1億298万8571人(全人口の80・4%)、3回目では8424万1169人(全人口の66・9%)、4回目では4802万1163人、5回目では763万5537人となっています。
また、5歳から11歳の子供を対象にした従来型のワクチンの接種のうち、今年9月から始まった3回目の接種を受けた人は39万6951人で、全体の5・4%でした。1回目を受けた人は169万2861人で、全体の23・1%、2回目の接種を受けた人は161万5988人で、全体の22・1%でした。
このほか、10月から始まった生後6カ月から4歳の乳幼児を対象にした従来型のワクチンの接種で、1回目の接種を受けた人は2万8906人でした。
実際は、これ以上に接種が進んでいる可能性があり、今後、増加することが見込まれます。
2022年11月29日(火)
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