2022/12/22

🟥東京都内で「インフルエンザ流行期」入り 2019年以来3年ぶり

 東京都内の季節性インフルエンザの1医療機関における1週間の患者数が、流行期入りの目安とされる「1人」を上回り、都は感染防止対策の徹底を呼び掛けています。

 東京都感染症情報センターは22日、12月12日から18日までの1週間の都内のインフルエンザの感染状況を示すデータについて、速報値として公表しました。

 それによりますと、都内の409の定点医療機関から報告された患者数は459人で、1つの医療機関当たり1・12人と前の週の2・2倍となり、流行期入りの目安とされる「1人」を上回りました。

 「1人」を上回るのは、新型コロナウイルスの感染拡大が始まる3年前の2019年以来となります。

 今シーズンは12月18日までに、都内の学校や社会福祉施設などでインフルエンザが疑われる29件の集団感染事例が報告されているといいます。

 東京都は定点医療機関当たりの患者報告数が1週間で「10人」を超えれば注意報、「30人」を超えれば警報を発するとしています。

 東京都の担当者は、「例年、流行期に入ると感染者が急増する傾向にある。コロナも増えているため、マスクの着用やこまめな手洗いなど感染防止対策を徹底するほか、ワクチンの接種も検討してほしい」と呼び掛けています。

 2022年12月22日(木)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...