東京都は15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1万7687人確認したと発表しました。1週間前の木曜日より3582人増え、前の週の同じ曜日を上回るのは10日連続です。30歳代~90歳代の21人の死亡も発表しました。
新型コロナ対応を検討する同日の東京都のモニタリング会議では、このままのペースで感染者が増え続けると、1月11日には約3万人の新規感染者が予測されると報告されました。
15日までの週平均の感染者数は1万4802・9人で、前週(1万2136・9人)の122・0%でした。
新規感染者を年代別でみると、最多は20歳代の3232人、次いで30歳代の3128人、40歳代の3021人など。
「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日から7人増えて30人となりました。
重症者用の病床使用率は14日から1・3ポイント上がって23・5%、全体の病床使用率は1・6ポイント上がって52・2%でした。
モニタリング会議では、7週連続で週平均の感染者数が前週を上回ったと報告されました。出席者からは「(感染者増加は)寒さで換気が悪くなった影響が大きい。いろんな種類の変異型が同時にはやっていることもある」「医療機関は負荷が増大している」などの指摘がありました。
年末年始の診療の報告もあり、都立病院12カ所は20日以降、1日当たり計1000人のコロナ患者を診察できる体制を整えたとしました。
2022年12月15日(木)
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