第一三共ヘルスケア(東京都中央区)が実施した「理想の肌に関する意識調査」で、マスクの着用ルールが緩和された場合のマスク着用について今後の意向を聞いたところ、8割近くの男女が「マスク着用の意向がある」と回答していたことが明らかになりました。
また、約4割の男女が「感染対策以外の目的でマスクを着用」と回答するなど、新型コロナウイルス禍が続く中で「脱マスク」に向けた取り組みの難しさが浮き彫りになりました。
同社では今年9月26~28日に、全国の20~60歳代の男女600人を対象に、インターネットで調査を実施しました。
マスクの着用ルールが緩和された場合、外出時でのマスク着用について今後の意向を聞いたところ、47・7%が「毎日着用する」と回答。「週に1、2日程度着用する」「週3、4日程度着用する」「週に5、6日程度着用する」と回答した割合を加えると76・7%に上り、特に20歳代の女性では今後もマスクを継続して着用する意向が高くなりました。
また、マスクについて「感染対策以外で着用している」と回答した割合が41・5%に達しました。
理由を尋ねたところ、男性は「エチケットやマナーのため」(46・2%)と回答した割合が最多で、「髭を剃っていないことを隠すことができるため」と回答した割合が30・6%、「口臭を隠すことができるため」と回答した割合も19・4%に上りました。一方、女性は「化粧をしていないことを隠すことができるため」(60・3%)と回答した割合が最多で、「自分の素顔を隠すことができるため」と回答した割合も41・8%に上りました。
2022年12月22日(木)
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