元日の1日から2日にかけて、東京都内で餅をのどに詰まらせる事故が相次ぎ、高齢者など5人が病院に搬送されました。例年、三が日を中心にこうした事故が相次いでいて、東京消防庁が注意を呼び掛けています。
東京消防庁によりますと、元日の1日から2日午後3時までに、都内では餅をのどに詰まらせる事故が相次ぎ、速報値で20歳代から80歳代までの男女5人が病院に救急搬送されました。
このうち、60~80歳代の男性4人が、搬送時に重体だったといいます。西東京市の70歳代男性は2日午前9時ごろに、自宅で雑煮の餅をのどに詰まらせて重篤な状態になり、家族が通報して病院に搬送されたということです。
例年、三が日を中心に同様の事故が相次いでいることから、東京消防庁は、餅を食べる際には食べやすく小さく切ってゆっくりと飲み込むことや、先に水や汁物などを飲んでのどを潤しておくことなどに注意するとともに、高齢者や乳幼児が餅を食べる際には食事の様子を家族が見守ってほしいと呼び掛けています。
また、餅がのどに詰まった場合の対処法などをホームページで紹介しているということです。
2023年1月2日(月)
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