2023/03/02

🟪プラスチック消費量、2050年に1・7倍の恐れ 国際研究チームが分析

 日米欧や中国など20カ国・地域(G20)が新たな対策を取らないと、2050年にプラスチックの消費量が2019年の1・7倍に増え、深刻な海洋汚染を招く恐れがあるとする分析結果を国際研究チームが2月27日、発表しました。一部製品の使用禁止や課税など対策強化を進めても、2050年の消費量は2019年の1・2倍に増えるとの結果も得られました。

 国際シンクタンクのエコノミスト・インパクトと日本財団の共同チームは、G20各国のプラスチック消費量や人口などのデータを基に①一部の使い捨て製品の使用禁止②石油を原料とするプラスチック製品への課税③製品の製造企業に廃棄物処理などの費用を負担させる「拡大生産者責任」の徹底―という3つの政策の効果を試算。

 2019年に2億6100万トンだった消費量は、新たな対策を取らないと2050年に4億5100万トンに増えると推定されました。「課税が進む」など各対策の進展を考慮しても、2050年の消費量は3億2500万トンに上ると試算されました。

 2023年3月2日(木)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟥富山県内初、猫がマダニ感染症「SFTS」に感染 高岡厚生センター管内

 富山県は27日、高岡厚生センター管内で、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、猫が感染したと発表した。猫の感染は県内初となる。SFTSは犬や猫から人に感染する恐れがある。県は過剰な触れ合いは避け、ペットが体調不良の際には、すぐに動物病院を受...