厚生労働省は6日、東京都内で新たに1109人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の木曜日より153人増えました。
1週間平均の新規感染者数は、6日時点で960・6人で、前の週に比べて117・2%となりました。
新規感染者1109人を年代別でみると、0歳8人、1~4歳24人、5~9歳17人、10歳代84人、20歳代239人、30歳代192人、40歳代169人、50歳代175人、60~64歳58人、65~69歳27人、70歳代64人、80歳代40人、90歳以上12人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は143人でした。
入院しているのは456人で、このうち人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、5日より1人減って2人でした。
重症者用の病床使用率は5日から1・0ポイント上がって4・6%、全体の病床使用率は5日と変わらず8・8%といいます。
一方、感染が確認された1人が死亡しました。
東京都の累計は感染者434万3941人、死者8067人となりました。
東京都は、感染者数の1週間平均の対前週比が2週続けて100%を上回っていることから、感染の再拡大の懸念を示しています。入院患者数も、感染者数の増加から遅れて増える傾向があることから、引き続き注意が必要だとしています。
2023年4月6日(木)
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