厚生労働省は12日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1万176人確認されたと発表しました。前週の水曜日より約500人増えました。1万人を超えたのは3月8日以来、約1カ月ぶり。
また、国内で感染して亡くなった人は、大阪府で4人、東京都で4人、兵庫県で2人、北海道で2人、埼玉県で2人、富山県で2人、神奈川県で2人、秋田県で2人、鹿児島県で2人、京都府で1人、岐阜県で1人、広島県で1人、滋賀県で1人、石川県で1人、福井県で1人、福岡県で1人、福島県で1人、茨城県で1人、青森県で1人の合わせて32人、累計で7万4164人となっています。
都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で1334人。次いで神奈川県の679人、大阪府の670人、北海道の642人、愛知県の500人、埼玉県の479人、千葉県の445人、広島県の377人、兵庫県の345人、福岡県の342人と続きました。
また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、12日時点で63人となっています。重症者の数は、11日と比べて1人増えました。
一方、北海道は12日、道内で新たに642人が新型コロナウイルスに感染し、感染していた1人が死亡したと発表しました。日別の新規感染者数は前週の水曜日より83人多く、2日ぶりに前週の同じ曜日を上回りました。
発表者別の感染者数は道立保健所管内が284人、札幌市が193人、函館市が99人、旭川市が50人、小樽市が16人。死亡したのは年代非公表の1人。道内の感染者数は延べ134万6402人、死者は累計4574人となりました。
新たなクラスター(感染者集団)は3件。このうち2件は障害者施設で、上川管内で9人、胆振管内で6人の感染が確認されました。残る1件は旭川市の認知症対応型共同生活介護施設で5人が感染しました。
2023年4月12日(水)
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