2023/07/27

🟧新型コロナ、埼玉県で定点当たり11・98人 感染拡大鮮明に

 埼玉県は26日、県内261の定点医療機関から報告された17~23日の新型コロナウイルス感染者数が3126人で、定点当たり11・98人だったと発表しました。5月の5類移行後、10人を超えるのは初めて。前週比は1・3倍。8週連続で増加し、移行直後と比べると4倍となりました。

 県感染症対策課は「第9波」に差し掛かったのかという質問に対し、「国は第9波に入ったという話はしていない状況。専門家からは第9波(に入った)という声も聞かれるが、県としては感染が拡大しているということ」と話しました。

 保健所別では、草加が23・05人、越谷で19・77人、幸手で18・00人と県東部で増加が目立ちます。

 県感染症対策課の担当者は、、「(15~17日の)3連休で感染者、電話相談件数が増えている。(相談件数は)7月前半は1日当たり400件ほどだったが、500~600件と約1・5倍になっている」と指摘しました。

 また、「帰省や旅行など、人と人が接触する機会が増加する夏休みシーズンには、さらに感染拡大が生じる恐れがある」と指摘。体調が優れない場合は外出を控えるとともに、手洗いや部屋の換気など基本的な感染対策の徹底を呼び掛けています。 

 県はこのほか、高齢者ら「ハイリスク層」に向けて、ワクチンの積極的な接種を推奨しています。

 2023年7月27日(木)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟧緊急避妊薬の試験販売、薬局数増加へ 利用者の8割以上が今後も処方箋なし服用を希望

 厚生労働省は10日、望まない妊娠を防ぐ緊急避妊薬を医師の処方箋(せん)なしで試験販売する研究事業の結果報告書を公表しました。緊急避妊薬の販売実績は、事業開始後の2023年11月下旬からの2カ月間で2181件。利用者への事後アンケートでは、82%の人が今後も処方箋なしで服用した...