北海道内の少なくとも3つの高校で、新型コロナウイルスの感染者が数十人~150人規模で確認され、学校閉鎖となっていることがわかりました。直近に学校祭などを実施している高校もあり、道教育委員会では、行事などで人が集まる場合、マスクを着用したり、密集を避けたりする感染症対策をとるよう呼び掛けています。
道教委によると、学校閉鎖となっているのは、札幌市の札幌月寒(つきさむ)高校と札幌東高校、松前町の松前高校の3校。いずれも11日に道に報告があったといいます。
札幌月寒高校では、12日夕方までに新型コロナの陽性者が約150人確認されました。札幌東高校では、11日の報告時点で陽性者が50人以上確認されています。
両校とも週末にかかる6日~8日に学校祭が開かれ、集団感染した可能性があるといいます。松前高校では、全校生徒の6割に当たる約30人の陽性が確認されているといいます。
この時期は、学校祭などを実施する学校が多く、道教委では、事前に注意を呼び掛けていました。相次ぐ集団感染を受け、改めて、道立学校や札幌市を除く市町村の教育委員会に感染対策の徹底を呼び掛けました。
道によると、道内の定点医療機関では6月26日から7月2日までの1週間に1332人の感染を確認。1医療機関当たりの感染者数は6・03人で、4週ぶりに増加しています。
2023年7月13日(木)
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