2023/07/10

🟧エムポックスに30歳代男性が感染 鹿児島県内で初確認、海外渡航歴なし

 鹿児島県は10日、県内の30歳代男性の「エムポックス(サル痘)」感染を確認したと発表しました。県内での感染確認は初めて。

 7日に陽性が判明し、8日に医療機関から管轄保健所に発生届がありました。発疹、発熱咽頭痛などの症状がみられるものの、容体は安定しています。男性は海外渡航歴はありません。

 エムポックスウイルスに感染すると発症し、発熱や頭痛、リンパ節のはれといった症状が生じた後に、顔などに発疹ができ水膨れとなります。多くは2~4週間で自然に回復しますが、まれに重症化します。

 感染者の皮膚や体液、血液などに接触して感染するほか、寝具を介してうつることもあります。世界的に男性同士の性的接触による感染報告が大多数となっています。天然痘のために開発されたワクチンに発症予防効果があります。

 今年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。

 2023年7月10日(月)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟩新型コロナ新規感染者は定点当たり0・84人、4週連続で1人を下回る

 厚生労働省は6日、全国約3000の定点医療機関から5月26日〜6月1日の1週間に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が3227人だったと発表しました。1医療機関当たりは0・84人で、前週と変わらず横ばい。1人を下回るのは4週連続。  1医療機関当たりの感染者数が多かった...