熱中症警戒アラートが出ていた埼玉県では、10日午後4時までに、熱中症の疑いにより102人が救急搬送されました。県内で1日に100人以上が熱中症で搬送されるのは今年、初めてです。
埼玉県によりますと、10日午後4時の時点で、熱中症の疑いで病院に救急搬送された人は102人に上り、今シーズンで最も多くなりました。
このうち重症が3人、中等症が32人、軽症が67人となっています。
また、65歳以上の高齢者が65人と全体の3分の2近くを占めています。
10日、さいたま市や所沢市では38度を観測し、それぞれ今年の最高気温を記録していて、熱中症警戒アラートも出されていました。
埼玉県は、直射日光を避けて暑い日の外出を控えることや、こまめに水分を補給することなど、熱中症対策を呼び掛けています。
特に、高齢者や持病のある人は、暑さで徐々に体力が低下して室内でも熱中症になることがあるとして、エアコンを適切に使い、周りの人も高齢者のいる部屋の温度に気を配るよう呼び掛けています。
2023年7月10日(月)
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