2023/08/05

🟧カテーテル処置後に複数の患者死亡で、2人の検証依頼へ 神戸徳洲会病院

 神戸市にある病院で、複数の患者がカテーテルを使った処置の後に死亡したことを巡り、病院は今年1月と2月に死亡した患者2人について、国の医療事故調査制度に基づき、第三者機関に検証を依頼する方針を固めたことが5日、わかりました。

 神戸市垂水区にある「神戸徳洲会病院」では、今年に入り、1月に循環器内科に赴任した男性医師によるカテーテルの治療や検査を受けた複数の患者が死亡し、病院は、処置が適切に行われたかどうか、国の医療事故調査制度に基づいて、第三者機関に検証を依頼する方針を明らかにしています。

 病院で調査した結果、今年1月に心臓の病気で治療を受けた後に死亡した患者と、2月に、足の血管の病気で治療を受けた後に死亡した患者の2人について、外部の専門家の判断を仰ぐ必要があるとして、検証を依頼する方針を固めたことがわかりました。

 医療事故調査制度では、患者が医療事故で死亡した場合、院内で調査した結果を第三者機関の「医療事故調査・支援センター」に報告した上で調査を依頼できる仕組みとなっています。

 病院は、院内の調査結果について資料を取りまとめた上で、8月中にも正式に依頼する方針です。

 2023年8月5日(土)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟥「無痛分娩」最大10万円の助成スタート、東京都に相談急増 医療機関側に「逼迫」懸念も

 東京都による「無痛分娩(ぶんべん)」の助成が今月始まり、妊婦らの申し込みや問い合わせが急増している。都道府県としては初の試みで、都は少子化の改善につなげたい考えだ。ただ、医療機関側の逼迫(ひっぱく)が心配されるケースもみられ、専門家は対策の必要性を指摘する。  9月中旬の週末...