新型コロナウイルスのワクチン接種について、一部の自治体や医療機関で予約が取りづらくなっていることなどから、厚生労働省は新たに1000万回分のワクチンを追加購入したと発表しました。
新型コロナウイルスのオミクロン型の派生型「XBB」系統に対応するワクチンは、9月20日から希望する生後6カ月以上のすべての人を対象に接種が行われています。
厚労省はワクチンの廃棄ができるだけ少なくなるよう、接種希望者の人数の状況を確認しながらメーカーから購入をしており、今年7月に2500万回分を購入したほか、9月には1000万回分を追加購入しています。
一方、一部の自治体や医療機関では、希望者が当初の見込みよりも多く、接種の予約が取りづらい状況が続いています。
感染が拡大する冬を前に、今後も接種が滞りなく行えるよう厚労省は、ファイザーのワクチン900万回分と、モデルナのワクチン100万回分を追加購入したことを19日発表しました。
ワクチンは11月から年内にかけて、自治体や医療機関に配送される予定です。
厚労省は、「打ちたい人が滞りなくワクチンを打てるよう今後も確実に供給していきたい」としています。
2023年10月19日(木)
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