2023/10/06

🟧マダニ感染症で呉市の90歳代女性死亡 広島県内で今年4例目

 マダニにかまれることによって感染する「日本紅斑熱」で、広島県呉市の90歳代の女性が4日、死亡しました。

 呉市によりますと、10月2日、市内に住む90歳代の女性が発熱を訴え、病院に入院しましたが、その後容体が悪化し2日後に死亡しました。

 血液検査の結果、女性が、マダニを媒介とする「日本紅斑熱」に感染していたことが判明しました。

 女性の体にはかまれたような痕は見付かっていませんが、日常的に農作業に当たっていたということです。

 広島県内でのマダニによる感染症での死亡は今年4例目となります。

 マダニは秋にかけて活動が活発になり感染症も増えるため、広島県は農作業を行ったり草むらに入ったりする際は長袖、長ズボンを着用するなど肌の露出を少なくするよう呼び掛けています。

 2023年10月6日(金)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟥「危険なほど暑い日」が57日増加 今世紀、パリ協定の削減目標達成でも

 温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に基づき各国が掲げる温室効果ガスの排出削減目標が達成されても、産業革命前と比べて今世紀中に2・6度の気温上昇が見込まれ、熱中症や死亡リスクが増加する「危険なほど暑い日」は世界平均で年間57日増えるとの試算を、アメリカの気候研究機関クライメート...