マダニにかまれることによって感染する「日本紅斑熱」で、広島県呉市の90歳代の女性が4日、死亡しました。
呉市によりますと、10月2日、市内に住む90歳代の女性が発熱を訴え、病院に入院しましたが、その後容体が悪化し2日後に死亡しました。
血液検査の結果、女性が、マダニを媒介とする「日本紅斑熱」に感染していたことが判明しました。
女性の体にはかまれたような痕は見付かっていませんが、日常的に農作業に当たっていたということです。
広島県内でのマダニによる感染症での死亡は今年4例目となります。
マダニは秋にかけて活動が活発になり感染症も増えるため、広島県は農作業を行ったり草むらに入ったりする際は長袖、長ズボンを着用するなど肌の露出を少なくするよう呼び掛けています。
2023年10月6日(金)
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