2023/10/07

🟧医療機関の9割が「入手困難な薬ある」 日本医師会が調査

 日本医師会(日医)は6日、ジェネリック医薬品(後発薬)メーカーの不祥事や新型コロナウイルス流行などで長期化している医薬品不足について、日医会員や地域医師会員にアンケートをした結果を公表しました。院内処方をしている医療機関の9割が「入手困難な医薬品がある」と回答。日医の宮川政昭常任理事は「医療現場は本当に逼迫している」と訴えました。

 アンケートは8月から実施し、9月末までに回答があった6773施設分をまとめました。院外処方の医療機関は、7割以上が薬局から薬不足の連絡があったと答えました。具体的な品目では、せき止め薬や去痰薬、解熱鎮痛剤などが挙げられました。

 日本製薬団体連合会(日薬連)が製薬会社を対象とした調査では、8月時点で23%近い企業が限定出荷などを実施していると回答しました。

 日医の調査で院内処方で入手困難と回答した2082品目のうち32%について、日薬連の調査ではメーカー側が「通常どおり出荷している」と回答していました。医療現場との間で認識のギャップが生じています。

 日医の宮川常任理事は発表記者会見で、「医薬品の供給不安の問題は2〜3年続いており、対応は迅速とはいえない。医療界の現状を見て適切に考えて対策してほしい」と述べました。

 会見には分析に携わった神奈川県立保健福祉大学の坂巻弘之教授も同席し、「メーカー側は医療現場のニーズを把握せずに通常出荷といっている可能性がある。医療現場の状況について定期的に調べていくことが重要だ」と指摘しました。

 2023年10月7日(土)

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