フランスのオレリアン・ルソー保健相は28日、政府のたばこ関連政策の発表会見で、「今後は禁煙区域が標準となる」と述べ、公園やビーチ、学校周辺での喫煙を禁止する方針を明らかにしました。たばこの値上げも実施します。国内で年間7万5000人ともいわれる関連死を防ぐ狙い。フランスメディアによると、来年初めに法制化される予定。
2027年までの「たばこ規制計画」の一環。屋内が全面的に禁煙となっているフランスでは、喫煙者は自動的に屋外に集まっているものの、標識で示される屋外の禁煙エリアを公園やビーチ、学校周辺、森林などに拡大します。違反の際に罰金を科すことも検討しているといいます。多くの銘柄のたばこが20本入り11ユーロ(約1780円)で販売されており、これを2025年に12ユーロ、2027年初めまでに13ユーロに値上げする方針。
2023年11月29日(水)
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