神奈川県横須賀市教育委員会は6日、市立小44校と特別支援学校1校の給食で、嘔吐などの恐れがあるカビ毒が基準値を超えて検出された小麦「ナンブコムギ」を使用していたと発表した。現時点で児童らに健康被害は報告されていません。
ナンブコムギは岩手県産小麦の一つで、JA全農いわてが11月に食品衛生法の基準を上回るカビ毒の検出を発表。食材メーカーから11月28日、横須賀市教育委員会側に使用の連絡がありました。
教育委員会によると、11月20~24日、ナンブコムギを原料とする「かやき煎餅(せんべい)」が「せんべい汁」として提供されました。児童や教員ら計約1万7500人が食べたとみられます。
教育委員会の担当者は、「1人当たりの摂取は少量と考えられる」としました。
2023年12月7日(木)
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