神奈川県警交通総務課は、県内で昨年発生した交通事故による死者数が115人だったと発表しました。統計が残る1948年以降で最少だった2022年より2人多く、過去2番目に少なくなりました。
交通総務課では、「引き続き、取り締まりや啓発活動を強化し、今後さらに減らしていきたい」としています。
事故の形態別では、二輪車の乗車中が41人(前年比14人増)に上り、このうち単独事故が16人(同10人増)でした。ツーリング中の事故が目立つとして、交通総務課の担当者は「スピードを出し過ぎず、技量に応じた運転をしてもらいたい。安全性の高いフルフェースなどのヘルメットを正しくかぶり、胸や腰にはプロテクターを着けてほしい」と呼び掛けています。
自動車の乗車中が14人(前年比5人減)、自転車の乗車中が12人(同1人増)でした。
一方、歩行中に死亡した人は前年から8人減って48人で、中でも横断歩道を渡っているケースは前年から6人減の8人でした。県警は横断歩道前での一時不停止の取り締まり強化や白線の塗り直しを進めています。
昨年の交通事故の発生件数は2万1869件(同771件増)、負傷者数は2万5611人(同1229人増)でした。
2024年1月16日(火)
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