健康被害が報告されている小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」問題で、同じ原料を使った製品を販売する福岡市の会社が27日、消費者庁に対し「機能性表示食品」の届け出を撤回したと発表しました。
届け出の撤回を申し出た製品は「悪玉コレステロールを下げるのに役立つ 濃厚チーズせんべい」です。
販売していた福岡市博多区の「ZERO PLUS」によりますと、3月15日から販売を始め、約700袋を出荷していて、22日から自主回収を進めていました。
今後、健康を増進する目的の「機能性表示食品」として販売を継続することはできないと判断し、消費者庁に届け出の撤回を申し出たとしています。
27日現在、健康被害は確認されていないということです。
小林製薬も26日、回収対象の製品を含め、計8製品の機能性表示食品の届け出を撤回しています。
2024年3月28日(木)
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