総務省消防庁は27日、熱中症の1週間の救急搬送状況(8月19〜25⽇)の速報値を公表しました。救急搬送者数は、前週から5・5%減の6711人でした。前週の7104人からは393人減ったものの、依然として高い水準となっています。
搬送者のうち65歳以上の高齢者が3378人で、全体の約半数を占めました。
初診時の傷病程度別では、7割弱の4576人が外来診療のみの軽症。短期間の⼊院が必要な中等症が1935⼈で、軽症と合わせて全体の97・0%を占めました。3週間以上の⼊院が必要な重症が113⼈、死亡が5県で計5人、その他が82人でした。
都道府県別の搬送者数は、東京都が568⼈で最多、次いで、大阪府(458⼈)、愛知県(418⼈)、埼玉県(383人)、兵庫県(370人)、福岡県(331⼈)などが続きました。
熱中症の発⽣場所に関しては、住居(2179⼈)が最多で、道路(1240⼈)、道路工事現場や工場、作業所を始めとする仕事現場(1159人)などが続きました。
2024年8月28日(水)
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