京都府は9日、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に、丹後保健所管内在住の70歳代女性が感染したと発表しました。入院中ですが、命に別条はないということです。府内での感染判明は今年初めて。
府によると、女性は4日に発熱や全身の倦怠(けんたい)感、食欲不振の症状があり、医療機関を受診。症状が改善されなかったため8日に検査したところ、9日に感染が判明したといいます。府は京丹後市内で感染したと推定しています。
SFTSはウイルスを持つマダニにかまれることで感染し、最悪の場合死に至ります。発症までの潜伏期間は6日~2週間で、府は、草むらややぶに入る時は肌の露出を少なくし、虫よけスプレーなどを活用するよう呼び掛けています。
2024年8月10日(土)
0 件のコメント:
コメントを投稿