新型コロナウイルスの全国の感染状況は、12月8日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が3・07人と、2週連続で増加しました。厚生労働省は「例年、冬は感染が拡大する傾向にあり、引き続き基本的な感染対策を徹底してほしい」としています。
厚労省によりますと、12月2〜8日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から3218人増えて、1万5163人となりました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は3・07人で、前の週の1・27倍となりました。
都道府県別では、多い順に秋田県が9・31人、北海道が9・27人、岩手県が8・21人、青森県が6・03人、山梨県が6人などとなっていて、少なかったのは沖縄県0・80人、鹿児島県0・84人、和歌山県0・88人など。岩手県、秋田県、大阪府、和歌山県を除く43の都道府県で、前の週より増加しています。
12月8日までの1週間に、全国約500の定点医療機関から報告された新規入院患者数は1658人で、前週の1・17倍、前々週の1・46倍と増加。11月初頭の1・93倍となっています。
厚生労働省は全国の流行状況について、「例年、冬は感染が拡大する傾向にあり、引き続き、手洗いやうがい、せきエチケットなどの基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けています。
2024年12月14日(土)
0 件のコメント:
コメントを投稿