2025/01/09

🟧インフルエンザ患者数、現行の統計開始以降で最多に

 昨年12月29日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関当たり64・39人で、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降、最も多くなっています。43の都道府県で「警報レベル」の30人を超え、すべての都道府県で前の週より増加しています。

 国立感染症研究所などによりますと、昨年12月23日から29日までの1週間に全国約5000カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は31万7812人で、前の週より10万人余り増えました。

 1医療機関当たりでは64・39人と前の週より21・73人増えて、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降、最も多くなっています。

 都道府県別にみますと、大分県が最も多く104・84人、次いで鹿児島県で96・4人、佐賀県で94・36人、熊本県で92・56人、宮崎県で90・24人などとなっているほか、愛知県で82・35人、大阪府で67・53人、東京都で56・52人となっていて、43の都道府県で「警報レベル」の30人を超えました。少なかったのは、沖縄県24・3人、富山県26・9人、山形県27・6人。

 また、すべての都道府県で前の週から増加しています。

 データをもとに推計されるこの1週間の全国の患者数は、約258万5000人となり、9月2日以降の今シーズンの累積の患者数は約593万7000人と推計されています。

 厚生労働省は手洗いやマスクの着用など、感染対策の徹底を呼び掛けています。

 2025年1月9日(木)

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