気象庁によりますと、今年6月の日本の平均気温は平年と比較して2・34度高く、統計を開始した1898年以降で最高を更新しました。
寒気と暖気の境目である偏西風が平年より北を流れ、日本上空が暖かい空気に覆われやすかったことなどが原因だということで、全国の122地点で歴代1位の高温となったということです。
また、日本近海の平均海面水温も平年と比較して1・2度高く、1982年の統計開始以降、2024年と並んで6月としては最高を記録しました。
気象庁の担当者は、「梅雨の時期に真夏のような大気の流れや気温となり、驚いている」としています。
7月前半は引き続き、広い範囲で「猛暑日」が予測されるほか、その後も全国的に厳しい暑さになる見込みで、この夏の気温は観測史上最も暑い夏となった昨年並みの気温となる可能性もあるということです。
2025年7月3日(木)
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