2025/03/27

🟥鳥取県の障害児施設で難病の14歳入所者、看護師がストレッチャーから落下させ骨折 半日後に死亡

 25日、鳥取県米子市の障害児入所施設「県立総合療育センター」で、全身の筋肉が萎縮する難病「筋ジストロフィー」を患う14歳の入所者を、看護師がストレッチャーに移動させようとしたところ、誤って転落させました。入所者は足の骨を折る大けがをしましたが、26日未明に心肺停止となり、搬送先の病院で死亡が確認され、センターは警察とともに死因を調べています。

 鳥取県によりますと、25日午前11時ごろ、米子市にある県立総合療育センターで筋ジストロフィーを患う14歳の入所者が介助を受けて入浴を終えた後、看護師2人がストレッチャー(高さ80センチ)に移動させようとしたところ、誤って転落させました。

 入所者は左足を骨折する大けがをしてセンター内で治療を受けていましたが、26日未明に心肺停止となって別の病院に搬送され、死亡が確認されました。

 県によりますと、看護師2人はストレッチャーを固定するストッパー(安全装置)がかかっているか確認しておらず、移動の際にストレッチャーが動いたため、転落につながったということです。

 一方、死因についてはわかっていないということで、センターは警察と協力して詳しく調べるとしています。

 鳥取県子ども発達支援課の松本剛志課長は、「確認を怠った結果、誤って転落したことについておわびします」としています。

 2025年3月27日(木)

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